鉄リサイクルRecycle

鉄リサイクルRecycle

鉄それはリサイクルできる貴重な資源

皆さん、鉄はどの様にして造られるかご存知でしようか?

鉄の製造方法には、“高炉法”と“電炉法”があります。
当社は、“電炉法”で鉄を製造しています。 “電炉法”の主原料は鉄スクラップ。 建物の解体現場からでる鉄骨や鉄筋、工場で発生する端材などが代表的な鉄スクラップです。この鉄スクラップを電気のアーク放電によって溶かし、均一な品質となるよう副原料(合金鉄など)を添加して成分調整を行ない、良質な鉄の鉄筋棒鋼を製造しています。

ところで、鉄スクラップのなかには、皆さんに身近でなじみ深い物があります。それはジュースやコーヒーなどの空き缶です。鉄製のスチール缶は国内だけで年間90万トン以上も消費され、90%以上が回収・リサイクルされています。 皆さん良くご存知の東京タワーには約4000トンの鉄が使われているそうです 。回収した空き缶だけで毎年約200塔の東京タワーが造れる計算になります。

限りある資源を有効に活用するためには、リサイクル社会を築き上げることが必要です。
混ぜればゴミ、分別すれば資源です。

私達、城南製鋼所はリサイクル企業として、日夜、鉄を蘇らせています。
自然と調和した、地球環境に優しい、社会に貢献する企業をめざして…

鉄スクラップの種類Kind of iron scrap

解体スクラップ

解体スクラップ

建物を解体したときに発生するスクラップです。建物の骨組みとして使われていた鋼材で、H型鋼や鉄筋などです。

Cプレス

Cプレス

リサイクルで回収したジュースや缶詰の空き缶を、スチール缶のみ選別し、プレス機で押し固めたスクラップです。

新断

新断

自動車や製缶工場などで発生する鉄スクラップで、鉄板をプレス加工した際に残る端材などです。この鉄スクラップには、メッキや塗装などの表面加工を施した物もあります。